試験概要・勉強法

【合格まとめ】司法書士試験 科目別勉強法【基準点超え】

これまでに、司法書士試験に合格するための科目別の勉強法をご紹介してきました。

管理人
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今回は、これまでに紹介した科目別勉強法をダイジェストでご紹介します。

各科目の出題数

午前の部 択一式試験
科目(全4科目) 問題番号 出題数(全35問)
憲法 第1~3問
民法 第4~23問 20
刑法 第24~26問
会社法/商法 第27~35問
午後の部 択一式試験
科目(全7科目) 問題番号 出題数(全35問)
民事訴訟法 第1~5問
民事保全法 第6問
民事執行法 第7問
司法書士法 第8問
供託法 第9~11問
不動産登記法 第12~27問 16
商業登記法 第28~35問
午後の部 記述式試験
科目 問題番号 出題数
不動産登記法 第36問
商業登記法 第37問

択一式試験の出題数を多い順に並べると、以下のようになります。

  1. 民法 20問
  2. 不動産登記法 16問
  3. 会社法/商法 9問
  4. 商業登記法 8問
  5. 民事訴訟法 5問
  6. 憲法・刑法・供託法 各3問
  7. 民事保全法・民事執行法・司法書士法 各1問
管理人
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“民法を制する者は司法書士試験を制す”の格言通り、民法の出題数が一番多いですね。民法・会社法/商法・不動産登記法・商業登記法の主要4科目で53問/全70問中を占めます。

各科目の得点目安

まずは午前の部の択一式試験の得点目安です。

午前の部 択一式試験
科目 得点目安 理想
憲法 2問/全3問 ・憲法/刑法で合わせて5問/全6問
・民法18問/全20問
・会社法/商法 8問/全9問
民法 17問/全20問
刑法 2問/全3問
会社法/商法 7問/全9問
午前の部 合計 28問/全35問 31問/全35問

直近の午前の部の択一式試験の基準点は以下のようになっています。

R2 H31 H30 H29 H28 H27 H26
25問 25問 26問 25問 25問 30問 26問
管理人
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平成27年度の午前の部の試験は易しかったため、基準点が30問以上になっていますが、例年であれば目安通りの得点が出来れば基準点を超えることができます。また、理想の得点として31問以上取れれば、午前の部で5~6問程度の上乗せ点を確保することができます。

続いて午後の部の択一式試験の得点目安です。

午後の部 択一式試験
科目 得点目安 理想
民事訴訟法 5問/全7問 ・民訴/民保/民執で合わせて6問/全7問
民事保全法
民事執行法
司法書士法 1問/全1問 (左に同じ)
供託法 3問/全3問 (左に同じ)
不動産登記法 14問/全16問 15問/全16問
商業登記法 7問/全8問 (左に同じ)
午後の部 合計 30問/全35問 32問/全35問

午後の部の択一式試験の基準点は、平成31年度が22問/全35問、平成31年度を除く平成26年~令和2年度は全ての年度で24問/全35問でした。

管理人
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例年通りであれば目安通りの得点が出来れば、基準点を超えることができ、上乗せ6問以上を確保することができます。午前の部・午後の部ともに目安通りに得点出来れば、上乗せ点を8問~9問以上確保できるので、択一試験だけで合格点に必要な逃げ切り点を確保することも可能になります。

記述式試験の直近の基準点は以下のようになっています。記述式試験の配点は、不動産登記法と商業登記法を合わせて70点満点です。

R2 H31 H30 H29 H28 H27 H26
32.0点 32.5点 37.0点 34.0点 30.5点 36.5点 37.5点

記述式試験の得点目安は、基準点を超える点数を取ることです。択一式試験で上乗せ点を確保し、記述式試験で基準点を超えることが出来れば、合格が見えてきます。

試験までの各科目の勉強方法

午前の部 択一式試験
科目 勉強法
憲法 基本的人権は判例、統治機構は条文を中心に覚える。過去問を解くよりもテキストと条文をメインにした勉強が適している。詳細ページへ>>
民法 民法は本質的な理解が必要。テキストで基本を徹底して理解してから過去問を解く。民法は全範囲から出題されるので、苦手分野を作らないようにするのも大事。詳細ページへ>>
刑法 過去問を繰り返し解くことで対策可能。各論は「財産に対する罪」を優先的に学習する。詳細ページへ>>
会社法/商法 暗記に比重を置いた勉強法もアリ。機関/役員を重点的に学習する等、メリハリをつけて学習することが大切。分からなくても商業登記法で同じ論点を学ぶこともあるので、理解するチャンスは2回ある。詳細ページへ>>
午後の部 択一式試験
科目 勉強法
民事訴訟法 条文と過去問を重視した学習。理解せずとも暗記していく。後回しにして手が回らなくならないように早めに取り掛かる。詳細ページへ>>
民事保全法 テキストで全体像や構造を理解した後に過去問を解く。過去問をマスターすることで得点可能。詳細ページへ>>
民事執行法 上記、民事保全法と同じ。(超個人的見解だが、捨て科目にするのも戦略的にはアリ。)詳細ページへ>>
司法書士法 テキストや条文で学習した後に、過去問を繰り返し解く。学習範囲が少なく難しい内容はないので、スキマ時間の勉強で対策可能。詳細ページへ>>
供託法 ざっとテキストを読んで理解した後に、過去問を繰り返し解く。勉強すれば得点できる科目なので、3問全て得点できるまで学習をする。詳細ページへ>>
不動産登記法 まずは実体法である民法を理解してから学習する。テキストと過去問を往復し、頻出テーマである「所有権」「抵当権」「根抵当権」は完璧にしておく。詳細ページへ>>
商業登記法 まずは実体法である会社法/商法を理解してから学習する。テキストと過去問を往復し、「株式会社の登記」はどのテーマが問われても答えられるように完璧にしておく。詳細ページへ>>
午後の部 記述式試験
科目 勉強法 詳細ページ
不動産登記法 まずは択一式の知識を身に着け、頻出の雛形は完璧に覚える。雛形を覚えたら順次 記述式問題集で問題を繰り返し解く。問題集は『司法書士 山本浩司のautoma system 不動産登記法 記述式』『司法書士 山本浩司のautoma system 商業登記法 記述式』がおすすめ。 詳細ページへ>>
商業登記法 詳細ページへ>>

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今回は、科目別の勉強法についてダイジェストでご紹介しました。司法書士試験勉強の参考になりましたら幸いです。