試験概要・勉強法

【供託法・書士法】司法書士試験 科目別勉強法【択一式】

今回の科目別勉強法は、供託法・司法書士法についてです。

一般的に出題数の多さや出題範囲の広さから、民法・不動産登記法・会社法/商法・商業登記法を司法書士試験における主要4科目、その他の科目をまとめてマイナー科目と呼びます。

管理人
管理人
供託法・司法書士法はマイナー科目と呼ばれてはいますが、司法書士試験では捨て科目を作れないため、マイナーと呼ばれていても確実に得点するための勉強が必要です。

供託法について

供託法の出題数と得点目安

供託法は、午後の部の択一式試験で、合計3出題されます。供託法は過去問をやっていれば正解できる問題が多いので、全問正解を目指したいです。

管理人
管理人
年度によって難易度は変わりますが、多くの合格者は、供託法は全問正解を目標にしている方が多いです。

供託法の出題範囲と出題傾向

供託とは、金銭や有価証券等を供託所に提出して、ある一定の法律上の目的を達成させることです。

例えば、ある物を友人から買った時に、売買代金を支払いたいのにその友人が受け取ってくれない場合には、ずっと代金支払債務が存続することになります。そういった場合に、代金を供託所に預けることで、代金を支払ったことにすることができます。これが供託のざっくりとした概念です。

供託法では、供託の申請手続/払渡手続、供託要件等について学びます。

直近の司法書士試験では、以下の内容が出題されました。( )内は出題形式です。供託法は、例年午後の部の択一式試験の第9問~第11問で出題されます。

令和2年度

  • 第9問 子情報処理組織による供託の手続(組み合せ問題)
  • 第10問 弁済供託(組み合せ問題)
  • 第11問 担保(保証)供託(組み合せ問題)

平成31年度(令和元年度)

  • 第9問 弁済供託の受諾(組み合せ問題)
  • 第10問 供託金の払渡請求手続(組み合せ問題)
  • 第11問 執行供託(組み合せ問題)

平成30年度

  • 第9問 申請手続(組み合せ問題)
  • 第10問 弁済供託(組み合せ問題)
  • 第11問 担保(保証)供託(組み合せ問題)

平成29年度

  • 第9問 供託物の払渡請求(組み合せ問題)
  • 第10問 執行供託(組み合せ問題)
  • 第11問 書類の閲覧又は証明(組み合せ問題)

平成28年度

  • 第9問 管轄(組み合せ問題)
  • 第10問 オンラインによる供託手続(組み合せ問題)
  • 第11問 弁済供託(組み合せ問題)

平成27年度

  • 第9問 供託の当事者(組み合せ問題)
  • 第10問 弁済供託(組み合せ問題)
  • 第11問 供託金又は供託金利息の払渡請求権の消滅時効(組み合せ問題)

平成26年度

  • 第9問 供託物等の払渡請求手続(組み合せ問題)
  • 第10問 債権者不確知を原因とする弁済供託(組み合せ問題)
  • 第11問 執行供託(組み合せ問題)

直近の供託法の問題は、全て組み合わせ問題の形式で出題されています。

管理人
管理人
弁済供託に関する問題が多く出題されていますね。平成28年度,令和2年度はオンライン手続について単体で問われています。供託法は、あまり深いところまで学習する必要はありませんが、穴のないように試験範囲を一通り学習しておく必要はあります。

供託法の試験までの勉強法

ざっとテキストで学習後、過去問を繰り返し解く

供託法は、難しい内容が頻出する科目ではありません。

供託法は過去に出題された問題が繰り返し出題される傾向があるので、テキストを一通りざっと読んで、あとは過去問を解いて覚えていくような学習方法で対策が出来ます。

管理人
管理人
憲法以外のマイナー科目は、基本的には過去問をしっかりやることが試験対策として有効だと思います。

全問正解できるスレスレのラインまで勉強する

供託法は思考力が問われる問題は少なく、手続を知っているか否かで解答する問題がほとんどです。難しい論点があまりないので、単純に記憶していくような学習方法で対策可能です。

知っているか否かを単純に問う問題は、その知識を知っていれば正解できますが、学習していないと現場で考えて解答を出すことが難しい問題でもあります。

供託法は過去問の内容が理解出来ていれば、必ず得点できる科目です。時間をかけすぎてはいけませんが、全問正解できるレベルまでの学習はするように心がけると良いと思います。

管理人
管理人
供託法の過去問は繰り返し同じ問題が出題されるので、過去問を解いている時に「あーまたこの問題か」といった感覚になると思います。そういった感覚を覚えてくると、反射的に答えを出せるようになってくるので、過去問を解く時間も自然と短縮されていきます。

司法書士法について

司法書士法の出題数と得点目安

司法書士法は、午後の部の択一式試験で、合計1出題されます。司法書士法は学習範囲が狭く、覚えていれば簡単に解ける問題が多く出題されるので、必ず1問得点したい科目です。

司法書士法の出題範囲と出題傾向

司法書士法では、司法書士の規定について学びます。具体的には、司法書士の業務、登録、義務、司法書士法人、懲戒等があります。

直近の司法書士試験では、以下の内容が出題されました。( )内は出題形式です。司法書士法は例年、午後の部の択一式試験の第8問で出題されます。

  • 令和2年度 第8問 司法書士の登録(組み合せ問題)
  • 平成31年度 第8問 司法書士会(組み合せ問題)
  • 平成30年度 第8問 司法書士又は司法書士法人の業務(組み合せ問題)
  • 平成29年度 第8問 司法書士の義務(組み合せ問題)
  • 平成28年度 第8問 司法書士法人及びその社員(組み合せ問題)
  • 平成27年度 第8問 司法書士又は司法書士法人の業務(組み合わせ問題)
  • 平成26年度 第8問 司法書士又は司法書士法人の業務(組み合せ問題)

直近の司法書士法の問題は、全て組み合わせ問題で出題されています。

管理人
管理人
司法書士法は、条文全般から出題されますが、業務に関する出題が多いです。競業の禁止等、業務に関する範囲は完璧にマスターしておくと良いと思います。

司法書士法の試験までの勉強法

テキストや条文で学習、過去問で対策

司法書士法は、暗記で対応できる科目です。難しい論点はさほどなく、テキストや条文を数回読むだけで理解できる内容です。

司法書士法は出題範囲が狭く、過去問では繰り返し同じ内容が出題されています。過去問をしっかり解いておくことで得点できます。

管理人
管理人
司法書士法は司法書士の業務をする上では、とても大切な法律です。しかし試験上は、1問しか出題されず、学習範囲が狭く内容も難しいものではないので、ガッツリ椅子に座って勉強をしなくても、スキマ時間などに学習するだけでも対策が可能だと思います。

供託法・司法書士法の勉強法を紹介している予備校の参考ページ

ここまで、私の考える司法書士試験における供託法・司法書士法の勉強法をご紹介しました。

各司法書士試験予備校のサイトでも、供託法・司法書士法に関する勉強法を紹介しているページがありましたので、いくつかご紹介します。参考にしてみてくださいね。

 

資格の学校TAC/Wセミナー:【司法書士】試験科目の内容を知ろう!【供託法編】」「【司法書士】試験科目の内容を知ろう!【司法書士法編】

・東京法経学院:「司法書士試験の主要科目とマイナー科目とは

アガルートアカデミー:「【司法書士試験】供託法の勉強法 」「【司法書士試験】司法書士法の勉強法

スタディング:「司法書士試験「マイナー科目」の攻略法

 

管理人
管理人
今回は、供託法・司法書士法の勉強法についてご紹介しました。司法書士試験勉強の参考になりましたら幸いです。