試験概要・勉強法

【平成31年度(2019)】司法書士試験 受験案内公表【令和元年】

令和元年試験概要

平成31年4月1日に、平成31年度(令和元年度/2019年度)の司法書士試験の受験案内が公表されました。

平成31年度(2019年度)司法書士試験受験案内の法務省のページ>>

管理人
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令和時代の最初の試験になりますね。令和の最初の合格者になられますよう応援しています。

平成31年度(令和元年度/2019年度)試験スケジュール

受験申請受付期間 5/5-5/17

受験申請の受付期間は、2019年5月7日(火)~5月17日(金)です。郵送の場合は2019年5月17日(金)の消印まで有効です。

申請書は、法務局又は地方法務局の総務課で貰えます。郵送でも請求可能です。提出先は、筆記試験の受験地を管轄する法務局又は地方法務局の総務課です。

管理人
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ゴールデンウィークが明けてすぐに受付開始です。受験料8,000円の印紙を買ったり、受験票に貼る写真を用意したりしないといけないので、余裕を持って準備して下さいね。

筆記試験実施日 7/7

筆記試験は、2019年7月7日(日)に実施されます。例年通り、7月の第1週の日曜日です。試験時間は、午前9時集合、午前の部は9:30-11:30午後の部は午後13:00-16:00(計5時間)です。

午前の部は択一式試験のみで、試験科目は民法・商法/会社法・憲法・刑法の4科目です。

午後の部は、択一式試験と記述式試験が実施されます。試験科目は、択一式試験は不動産登記法・商業登記法・民事訴訟法・民事執行法・民事保全法・供託法・司法書士法の7科目、記述式試験は不動産登記法・商業登記法の2科目です。

管理人
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択一式の配点は、午前の部・午後の部ともそれぞれ35問出題されて各105点満点(計210点)、記述式は不動産登記法・商業登記法で各1問出題され、計2問で70点満点です。択一式/記述式合計で280点満点です。

択一式の正解及び基準点発表 8/13 16:00

択一式の正解と基準点は、法務省のホームページで2019年8月13日(火) 16:00に発表されます。

司法書士試験には、基準点(=足切り点)が設定されています。午前の部・午後の部の択一式試験、午後の部の記述式試験の全てが基準点に達する必要があります。

午前の部・午後の部ともに、択一式の基準点を超えていない場合は、記述式試験の採点がされませんので、択一式試験の基準点突破が、合格への第一関門になります。

管理人
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基準点は足切り点なので、合格するには、基準点+何問分かの上乗せ点が必要です。合格者の多くは、択一式試験で上乗せ点を稼いで合格されています。

筆記試験 合格発表 10/3 16:00

受験地の法務局又は地方法務局及び法務省のホームページで、2019年10月3日(木) 16:00に筆記試験の合格者の受験番号が掲載されます。択一式試験・記述式試験が基準点に達し、総合合格点に達すると合格です。

成績通知を希望された方には、この後成績通知が郵便で届きます。また筆記試験合格者には、合格通知書が発送されます。合格通知書が口述試験受験票になります。

管理人
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この後に口述試験がありますが、口述試験は余程の事が無い限り合格するので、筆記試験合格が実質的には最終合格です^^

口述試験実施日 10/15

口述試験の実施日は、2019年10月15日(火)です。筆記試験合格発表から12日後になります。

管理人
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筆記試験合格発表から口述試験実施日まで2週間弱しかありませんが、口述試験対策としては、司法書士法の第1条・第2条を暗記して、各予備校で配布される口述試験対策マニュアルを一通り読んでおけば大丈夫だと思います。

各予備校で口述模試が実施されるので、それに参加するのも対策としては有効だと思います。

最終合格発表 11/5 16:00, 官報掲載 11/29

最終合格者の発表は、2019年11月5日(火) 16:00です。

受験地の法務局又は地方法務局では最終合格者の受験番号及び氏名が、法務省のホームページでは最終合格者の受験番号が掲載されます。

また、最終合格発表後に、合格証書が交付されます。

管理人
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合格証書交付式が各地で開催されますが、日程は地域によってバラバラです。

また、2019年11月29日(金)の官報に、最終合格者の受験番号及び氏名が掲載されます。

試験スケジュールまとめ

日程(2019年) イベント
5/7(火)~5/17(金) 受験申請受付期間
7/7(日) 筆記試験
8/13(火) 択一式試験 基準点発表
10/3(木) 筆記試験 合格発表
10/15(火) 口述試験日
11/5(火) 最終合格発表日
11/5(火)~ 合格証書交付/合格証書交付式
11/29(金) 官報掲載

 

法令等の適用日、筆記試験当日の注意事項

法令等の適用日

平成31年度(令和元年度/2019年度)の解答に当たって適用すべき法令等は、平成31年4月1日現在において施行されているものです。

管理人
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改正民法の適用範囲が気になるところでしたが、改正相続法の一部”自筆証書遺言の方式緩和”が平成31年1月13日に施行されていますので、こちらは本年度の試験範囲ですね。

自筆証書遺言の方式緩和に関する法務省のページ>>

筆記試験当日の注意事項

管理人
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詳細は法務省の公式の受験案内をご確認ください。ここでは、いくつか気になったものをピックアップします。
  1. 択一式答案用紙への記載は、B又はHBの鉛筆に限る
  2. 問題用紙に限り、シャーペン・ラインマーカー・色鉛筆の使用可
  3. 記述式答案用紙への記載は、黒の万年筆又はボールペンに限る
  4. 耳栓の使用は不可
  5. 飲み物はキャップ付ペットボトル飲料のみ
  6. マスク・ハンカチ・タオル・ポケットティッシュ・ひざ掛けの使用は可
  7. 定規・付箋・筆記具入れ・メモ用紙等は使用不可(鞄の中にしまう)

筆記試験当日の注意事項は、概ね例年通りですが、マスク・ハンカチ・タオル・ポケットティッシュ・ひざ掛けの使用が可能であることが追加されました。

管理人
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筆記試験当日は上記に挙げたような決まりがあるので、模試や答練でも同じような環境で臨んでおくと、本番も安心ですね。

今回は、平成31年度(令和元年度/2019年度)の司法書士試験実施概要についてご紹介しました。皆様の合格をお祈りしています。